デメリットはある？
過払い金返還請求をすることで生じるデメリットを解説します。
過払い金請求で損しないために知っておきたいこと
過払い金は残額を減らしたり、ゼロにしたり、ともすればまとまったお金が手元に戻ってきたりと、借金で苦労した人たちにとっては、ぜひとも得たいお金です。
ただ、気になるのが過払い請求をする際に生じるデメリット。パターンごとのデメリットについて考察してみましょう。
自分で過払い金請求する場合のデメリット
- 時間と手間の浪費
過払い金を返還してもらうまでには、さまざまな手続きを踏まなくてはなりません。
法律の知識のない一般人がこれを行うとすると、たいへんな時間と手間暇を要することになります。 - 家族に秘密にできない
自分で過払い金請求をするときに、消費者金融と裁判所との交渉の書面は基本的に自宅に届きます。
借金をしていたことを家族に内緒にすることは難しいでしょう。 - 少額の和解金額
消費者金融側の過払い金請求に対する交渉は、手慣れたプロが行うことがほとんど。
個人で過払い金請求をするとしたら、弁護士や司法書士などの法律の専門家のようにはスムーズに話は進まず、相手のペースとなってしまうでしょう。
過払い金返還も本来より少ない金額での和解を提示してくることが考えられます。
場合によっては、相手が過払い金は支払わないと強気に出てくることもあるかもしれません。
交渉に自信のない人は、過払い金請求をするなら法律のプロに任せたほうが無難です。
法律のプロに過払い金請求を依頼した場合のデメリット
弁護士や司法書士に過払い金請求を依頼した際には、依頼主は何もせずにただ報告を待てばいいだけなので、精神的にもたいへん楽に過ごせるようになります。
ただ、交渉を依頼するのですからそれなりの報酬がかかるので、それがデメリットと言えばデメリット。
先に支払う着手金や、あとから支払う成功報酬など費用はさまざまですが、過払い請求をした際には手元に戻ってきたお金から弁護士費用を捻出したりローンを組むことも可能です。
