CFJ編

CFJ合同会社の過払い請求には注意が必要なため、成功した人の体験談はとても参考になるはず。過払い請求の特徴と成功事例を紹介しましょう。

CFJへの過払い請求の特徴と成功事例

CFJ合同会社(Citi Finance Japan)は、アメリカの金融大手シティグループの消費者金融会社で、その日本法人です。

もともとCFJは、アイクとユニマットライフとディックファイナンスの3社が合併してできた会社。

そのためアイクとディックファイナンスのカードをどちらも持っている人や、アイクで借り入れた分をディックで借り換えるなど、取引履歴が何口かにわかれているケースも見られます。

現在はシティグループの経営不振により信販業務が縮小され、新規での貸し付けは行われていません。最終的には事業撤退し、貸金業では残務処理の状態と言われています。

過払い金の回収がまだ済んでいない人は早急に処理することをおすすめしますが、このように3社の消費者金融が合併してできたことも影響してか、過払い請求が曖昧にされてしまう傾向が見られ、取引履歴も簡単には提出されない会社です。

特に個人が行う過払い請求で提示されるのは20~30%ほどの和解案のみ。

法律の専門家に依頼した場合だと50%程度まで高めることはできますが、多額の回収は難しい場合も…。

提訴しても減額を主張してくるケースが見られることから、過払い請求が通るまでは時間がかかりそうです。

Aさん:有能な弁護士のおかげで過払い請求に大成功

気軽にクレジットカードのキャッシングを使いお金を借りたことから、借金がどんどん膨らんでいき、毎月10万円以上の返済を何年も続けてきました。

ところがあるときに支払いが遅れてしまい、督促が届いたんです。

もう自分ではどうしていいかわからなかったので弁護士の先生を頼ることにしました。

弁護士は、まず受任通知を発送すると言いました。また、正確な借金の額を出すために、取引履歴を開示請求するとも言いました。取引履歴が届いたら引き直し計算を行うそうです。

受任通知というのは、債務者が弁護士に債務整理を依頼したことを伝える知らせらしく、これによって一切の取り立てもなくなって、あとのやり取りは全て弁護士に任せることができるようになりました。

正直、借金に頭を抱えていたので、取り立てがなくなってものすごくホッとしました。

弁護士に任せたのが良かったのか、思いのほかCFJからも取引履歴を早々に開示してもらうことができました。私の場合はその後の過払い請求までの流れも早かったです。

できれば過払い請求は満額でもらえたら言うことなかったんですが、早く全てを終わらせたかったので9割ほどで和解することにしました。

しかし、あとから知ったところによると、この会社からこれだけの割合で過払い金を引き出せたのは大成功だった模様。

有能な弁護士に出会えたことが良い結果につながったようです。