レイク編

本ページでは、レイクを相手とした場合の過払い請求における特徴や、過払い金返還に成功した方の体験談などをご紹介していきたいと思います。

レイクに対する過払い金請求、どのように行うべき?

ではまず、レイクの会社としての特徴を見ていきましょう。以前は「ほのぼのレイク」というブランド名で展開していましたが、2008年9月より新生銀行の傘下となり、社名も新生フィナンシャル株式会社となりました。

そうした出自もあり、いわゆる独立系の消費者金融業者などと比べると、レイクの経営は安定していると言えます。また、人気のタレントさんを起用したCMなどにも力を入れています。なお、業界の再編成によって、ノーローン(シンキ)や、信販会社大手のアプラスも新生銀行の傘下となっています。

そんなレイクに対する過払い金請求手続きは、比較的スムーズとされています。

しかしながら、そこは百戦錬磨の消費者金融業者です。軽い気持ちでたかをくくって臨むと、しっぺ返しを受けるというケースも多々あるそうです。

レイクもまた、決して個人で請求を行なってよいという相手ではありません。司法書士や弁護士の協力を仰ぎ、万全の体制を整えた上で行うことが賢明です。

もうひとつ、レイクに対する過払い金請求では、大きく注意しなければならない点があります。

それは1993年(平成5年)9月以前の取引履歴データが削除されてしまい、開示できないと主張されている点です。ただし削除したはずの履歴が一部見つかったという話もちらほら聞かれます。

なにやら作為めいたものを感じてしまいますが、それでも打つ手がなくはありません。

契約書などを基に取引の履歴を再現したり、銀行口座からの引き落とし記録から計算するという方法があります。

こうしたことからも、レイクへの過払い金請求においても、専門家の協力を仰ぐべきでしょう。

ではここで、レイクを対象として過払い金請求を行った方の体験談を見ていきましょう。これから請求を行う方は、ぜひ参考にしてみてください。

Aさん:専門家への依頼で婚約者の借金を解消

結婚を前提にお付き合いしている彼が、レイクからの借金があることが分かり、なんとかしたいと色々調べてみました。

すると、無料で相談にのってもらえる事務所を発見。彼と揃って訪れ、調べてもらったところ、過払い状態であることが判明。請求手続きをお願いした結果、借金はなくなり逆に30万円が戻ってきました。

本当に驚きました。彼も、今後は絶対消費者金融に手は出さないと言っています。

Bさん:10年分の過払い金により借金解消&60万円を入手

足かけ10年以上、レイクから借りては返す、という状態を繰り返していました。

この状況をどうにかしたいと常々思っていたところ、過払い金請求のことを知りました。正確な借り入れと返済の額などは残しておらず記憶も曖昧で不安でしたが、そこはプロに依頼することでなんなく解消。

なんと過払い金額は110万円もあり、残りの借金が50万円を差し引きした結果、60万円を手に入れることができました。嬉しい反面、これまでの10数年を強く反省させられました。

Cさん:当初は自分で請求しようと考えましたが…

過払い請求は自分でもできるという趣旨のネット記事を鵜呑みにしてしまい、自分でレイクへの過払い金請求を行うことにしました。

ところがレイクならではの平成5年以前問題の壁が立ちはだかりました。自分では埒があかず、専門家の門を叩きました。

すると、過払いの計算のやり直しなどをしっかり行なって、レイクに再請求。敵もそれで観念しました。やはり最初から専門家に依頼するべきだったと身にしみて分かりました。