プロミス編

プロミスを相手とした場合の過払い請求における特徴や、過払い金返還に成功した方の体験談などをご紹介していきたいと思います。

プロミスを相手に過払い金請求!その顛末やいかに?

ではまず、プロミスという会社の特徴を見ていきましょう。

同社は消費者金融業者の中でも大手として知られ、テレビCMなども積極的に放映しています。

またライバルのアコムが三菱UFJフィナンシャル・グループの傘下なのに対し、プロミスは三井住友フィナンシャル・グループの傘下という、まさにライバルといった関係です。

また、三洋信販(ポケットバンク)やアットローンを吸収合併したことでも知られます。

ご覧の通り、プロミスは消費者金融業者の中では大手に属し、またメガバンクの傘下にあり、同業他社を吸収合併と、ライバルであるアコムと共通点が多いという感じです。

また三井住友フィナンシャル・グループ傘下ということもあり、履歴の開示要求も1ヶ月以内となっています。

しかし、だからといって甘く見ることは禁物です。過払い金請求は金融業者にとって少しでも安く済ませたい性質のもの。

そんなプロミスで、注意が必要なのは、クオークローン(現株式会社クラヴィス)からプロミスに契約を切り替えたという場合。契約の一連性を争うというケースが見られます。

ちなみに、平成23年9月の最高裁判決で、プロミスに過払い金の支払い義務を引き継がせる判決が出ています。

一方、プロミスは倒産したクラヴィスという業者の債権を引き継いでいますが、こちらのケースでは逆に、プロミスに過払い金の支払い義務を引き継がせないという最高裁判決が平成24年6月に出ています。

また、前述の通り、三洋信販(ポケットバンク)やアットローンとの兼ね合いにも注意が必要です。

比較的対応が良心的と言われているプロミスですが、やはり専門家の協力は仰ぐべきと言えるでしょう。

ではここで、プロミスを対象として過払い金請求を行った方の体験談を見ていきましょう。これから請求を行う方は、ぜひ参考にしてみてください。

Aさん:10年分の過払い金94万4千円を奪還

一時期ギャンブルに嵌って手を出してしまいました。

ニュースで「過払い金が戻る」というのを聞き、半信半疑ながら専門家の門を叩いてみました。

大した金額は戻らないと思っていましたが、カウンセリングを受けると、想像以上の大金が戻る可能性があることが分かり、早速依頼することに。その結果プロミスの、94万4千円を筆頭に3社合計で、126万8千円も戻ってきました。まったくもって感謝です。

Bさん:武富士倒産を機に請求を決意

投資の失敗や自堕落な性格などもあり、いわゆる多重債務状態でした。

なかでも悪名高い武富士の暴力団まがいの督促には辟易していました。そんな折、過払い金に関する法制化が決まり、武富士も倒産。

他社もいつ倒産してもおかしくないと思い立ち、過払い金の専門家に依頼。プロミスの27万2千円を筆頭に4社合計で、104万4千円が戻ってきました。今後はキチンと地道に生きていこうと思います。

Cさん:過払い金返還のおかげで借金0円に

過払い金のことは知っていましたが、面倒くさそうと手を出さないでいました。しかし、知人に諭され専門家の門を叩いたところ、1回の面談と数回の電話、メールのやりとりだけで済んでしまいました。

プロミスの43万8千円をはじめ、合計55万8千円が戻りました。このお金でもう一社の借金を充当し、晴れて借金0円とすることができました。本当にありがたかったです。